950 という数字をあなたは知ってますか・・・・?

950

この数字、あなたは知っていますか・・・?


斎藤シンジ(上画像)。
前回も紹介したが、入社歴7年目の24歳天才プログラマーだ。
皆がスカートの中に夢を抱いていたとき、すでに彼はプログラミングに夢を抱いていた。
好きな食べ物はチェリー。親近感があるらしい。


「彼に解けない問題はないよ・・・」
そうインタビューに答えたのは同期の一ノ瀬だ。

「毎朝あいつの顔を見ると思うんだ、あいつになら今日の俺の仕事をすべて任せられる、って。要は給料泥棒さ」

そうインタビューに答えながら、一ノ瀬は自分の机にある紙に目を向けた。
「これも任せるつもりだ」
と彼は言いながら、その紙を見せてきた。

その紙には、「950」としか書かれていなかった。

普通の人間では、この数字だけじゃ何が何だか分からないだろう。
そもそも仕事なのかもわからない。

「斎藤さぁぁーーん!!斎藤さーーーん!」

斎藤は何も言わずに「950」と書かれた紙を一瞥して自分のキーボードを打ち始めた。

すると、斎藤の画面には「Smart動態管理」という文字が現れた。


斎藤「これが関わるものだろうな」 
一ノ瀬「なんですか・・・スマート・・・?動態?」
斎藤「知らないのか?スマホの力を最大限に発揮する最新技術が詰まった最新アプリだよ」
一ノ瀬「いったいこれで何ができるんですか!?」

Smart動態管理とは、運送、産業廃棄物処理、レンタカーなどの業者の業務をスマートに効率化してくれるアプリだ。
ドライバーがこのアプリを持って移動していれば、そのドライバーがどこにいるかや、ドライバーの移動履歴がわかったりするんだ。

一通り説明すると、斎藤はスマホを取り出し、GooglePlayからSmart動態管理」をインストールした。

※みんなも一緒にインストールして、斎藤と一緒にSmart動態管理の世界を体験してみよう!

斎藤「どうやら、これが最初の画面のようだな(↓)。」



斎藤はあることをして、次の画面を表示させた(↓)。


一ノ瀬「三つのボタンがありますね、この中に950の謎があるんでしょうか」

斎藤「グループってなんだろうか」

リカ「私、グループつくったことありますよ」

斎藤「本当か?」

社内一かわいいリカの助けもあり、無事に斎藤たちは「グループ」について解決できた。

皆さんには、ざっとSmart動態管理の「グループ」機能について説明しよう。

まずグループとは、会社単位の枠みたいなもの。
会社でグループを一度つくれば、他の社員はこのグループに参加することで、自動的にその会社に所属するドライバーとして認識される。

この「グループ」をつくるためには、まず「グループを新規作成」をタップする。

そうすると、会社の情報を入力する画面(↓)に遷移。

会社情報を入力して送信すると、会社が登録される。
入力した人が管理者となって、グループの管理者兼ドライバーとして登録される。
これで、グループを作った人は「グループの管理者」としてアプリを使うことができる。



管理者ではないドライバーはどのようにして、このグループに参加するか。
「グループに参加」をタップする。



グループ名、姓、名の3つだけを入力すればよし。

送信すると、管理者に通知が届く。



管理者がアプリを開くと、グループに参加申請した人を、承認するかキャンセルかの選択に迫られる。

承認をすると、晴れて他の社員もアプリを使うことができるようになる。




アプリを使えるようになった二人は、ドライブに出ることになった。

斎藤「まずは4つのボタンのうち、どれか一つを押すんだ」
一ノ瀬「そうですね。まずは空車を押してみましょう。えいっ!これで僕たちは空車状態ですね」


斎藤「おう、早速俺たちの計画を実行だ!これから行くところは全て初めて行く場所だ。気合い入れて出発だ!!」
一ノ瀬「はいっ!」

そのころ、リカは・・・。



リカ「今斎藤さんたちは池袋サンシャインにいるのね、うらやましいわ」

リカはSmart動態管理の管理サイト(https://doutaikanri.com/is_in_service)で、斎藤たちの動向をチェックしていた。
管理サイトを見れば、斎藤のいる場所がリアルタイムでわかってしまうのだ(上画像)。

3時間後・・・



リカ「今は東京タワーね、・・・ん?・・・ちょっとまって、もしかしてこの流れは・・・まずいわ!私の勘が当たってればあいつらスカイツリーに行く気だわ!」

リカは斎藤たちに「メッセージ」を送ろうと動き出した!



リカ「社長を使えば言うこと聞くはず・・・送信!!」(上画像)


・・・・・・・・・・・・・・・


ブー!ブー!ブー!

斎藤のスマホがなった。

斎藤「俺は運転中だ、一ノ瀬くん、代わりに確認してくれ」



一ノ瀬「はい。えぇと・・・社長がお呼びです。早く帰ってきてください・・・?!斎藤さん、戻りましょう!」(上画像)

斎藤「あいつ、、、Smart動態管理のメッセージ機能か!
Smart動態管理は車の位置を知れるだけじゃないのを知ってたか!
しかもご丁寧に目的地までのルートが表示された地図つき!

一瞬取り乱す斎藤だったが、すぐに冷静さを取り戻し、すぐに脳内で計算を始めた。
さすが天才プログラマー。

斎藤「152395429*19340・・・・・・・・・、これは罠だ!!!」

一ノ瀬「・・・・・・罠ですか?」

斎藤「とりあえず、『わるい、もう引き返せない』と返事をしてくれ」

一ノ瀬「はいっ!」

・・・・・・・・・・

一方、リカは・・・


リカ「未読のメッセージ・・・?(上画像)斎藤から返事が来たってこと!?」


リカ「社長を使っても駄目だったか。(上画像)
そもそも、なんであいつらこんなに初めての場所に行くのがスムーズなの!?初めてなのに!!どこかにヒントがあるはずよ!」

カチッカチッ!!

・・・・・・・・・




一ノ瀬「やりましたね・・・スカイツリーにつきましたよ」
斎藤「あぁ、ついに計画を実現することができた・・・」

・・・・・・・・・

リカ「本当にアレをやってしまうなんて・・・。斎藤の今まで移動した履歴が見れる、そんな便利な機能さえなければこんな恐ろしいことにはならなかったのに」

・・・・・・・・・・

一ノ瀬「しかし、よくスムーズにやれましたね!すべて初めて行く場所なのに!」
斎藤「これを使ったんだよ」



一ノ瀬「・・・ルート・・・?」
シゲル「あぁ、しかも各目的地までのナビ機能もあるんだ。」
一ノ瀬「だから、初めての場所なのに、こんなにスムーズにいけたんですね!」

・・・・・・・・




リカ「やられたわ・・・一日に回るルートを管理する機能(上の上の画像)があるなんて・・・移動がスムーズだったのはこういうことだったのね・・・
ルートを使えば、初めて行く場所でも誰でもスムーズに行けちゃうわけね・・・」


リカ「しかも、事前に配送先に登録しているわ・・・」(上画像)


リカ「配送先を事前に登録しておけば、ルートの目的地を登録するときに目的地をそこから選べるわけね・・・(上画像)
あの短時間でルートをつくることができたのも合点がいくわ・・・」

950の謎


リカ「今日初めてSmart動態管理を使ったのに、ここまで機能を熟知しているなんて・・・本当にあの人は天才なのね」
社長「いや、それは違うよ。」
リカ「社長!」
社長「あんなことを彼が達成できたのは、彼が天才だから、という理由だけではないのだよ。
このシステムが非常にシンプルでわかりやすいからなんだ。
リカ「機能が充実しているくせに・・・簡単だなんて・・・」
社長「そのおかげで、運送会社や産廃業者は楽をできているんだ。素晴らしいシステムだよ」
リカ「・・・どうやら完敗のようね。あーっなんだかスッキリしたわ!

・・・・・・・・


一ノ瀬「そういえば、結局950ってなんの数字だったんですかね?」
斎藤「そういえばそうだな。こんなときはタブレットで検索検索!」


斎藤「えーと、きゅー、ひゃく、ごー、じ・・・」


キキぃぃー!!!ドーーーンんんんんんんん!!!!!!!!



リカ「950円なの!!??」
社長「そうだ。このSmart動態管理は月額950円なんだ」
リカ「すごい・・・・あんなに機能が豊富で・・・しかもシンプルで簡単なのに・・・・」
社長「これも開発会社社長の苦渋の決断であったそうだ。だが、素晴らしい経営判断であったと私も思う」
リカ「斎藤たちが追っていた『950』という数字は、このことだったのね・・・、あいつら気づいたかしら・・・」

一ノ瀬「斎藤さんが!斎藤さんが!!!」

リカ「やっぱり・・・だからあれほど止めようとしたのに!!!!」



皆さんは東京大結界について知っているだろうか。
それは皇居を囲むように、池袋サンシャインシティ、東京タワー、スカイツリーが建てられており、それらは結界の役目を果たしている・・・という都市伝説のことだ。
東京タワーは戦車でできている。朝鮮戦争で使われた戦車を溶かして、鉄骨の一部に使ったらしい東京タワーは元々墓地があった場所に建てられたらしく、その墓地に眠る死者たちの思いに足を引かれるため、東京タワーは少しずつ傾いている
上の画像を見て頂きたい。
綺麗な三角形を描いている。
斎藤に災いが起こったのは、ふざけ半分で彼がこの三角形を地図上に作ってしまったために、それに怒った東京タワー下に眠る霊たちの仕業だったのかもしれない・・・・。

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